
さて皆さん。
エビフライやエビの天ぷらのエビの尻尾ってどうしてますか?



自分は食べる派ですけど、その場の雰囲気で食べなかったり食べたりする派です(笑)
先日の晩御飯でエビフライを作り食べていた時の事でした。
自分はもちろんエビフライの尻尾まで完食。
それを見た子供が「パパ尻尾も食べてるー!食べたらあかんでー」っと言われたのでエビの尻尾の美味しさを教えて上げようと思うも、果たして子供達に薦めてもいいのだろうか?
エビの殻だから感覚としてカルシウム的な栄養は有りそうだけど、有毒成分的なものが入っているから食べないほうがいいって聞いた事もあるし・・・。
などと思い、自信を持って教えてあげられる事が出来ませんでした。



それから気になって気になって調べる事に(笑)
調べた結果から言うと、エビフライやエビの天ぷらの尻尾は食べられます。栄養もちゃんとありました(笑)
栄養も豊富で食べれるなら食べたほうが健康にはいいんじゃないかと思います。
しかし、エビの尻尾には汚れが詰まっているのでちゃんと下処理、洗った場合になります。
エビの尻尾は食べられる。
エビの尻尾には毒があるって聞いたから食べない!



って人多いと思います。それと、なんか体に悪そうとかとか・・・。
実際はそのようなことはなく、エビの尻尾に毒になるような成分は含まれていません。
もちろんエビに自体にもです。
農林水産省によると世界で確認できているエビの種類は3000種類以上、どれも毒があるという報告は上がっていないとか・・・。



なので尻尾に毒があるというのは間違いで食べられる物だったんですね。



ただしちゃんと下処理をした物に限ります。
エビの尻尾には汚れた水分が溜まっている事が多い為、汚れた水分を抜く下処理をする事が絶対条件です。



この汚れた水分=毒という解釈があったかもですね。
エビの尻尾の下処理方法。
尻尾の下処理方法ですが、尻尾にある針のような部分をハサミで少しカットして、中を押し出すように水洗いすると汚れた水分が出てきます。
また包丁で針のような部分をカットしてから、包丁の先で尻尾をこするように外側に押し出すと中の水分が出来てます。(この方法は包丁に慣れている方がしてくださいね)
尻尾の中の水分が抜け出たら黒い尻尾が半透明になるのでわかりやすいと思います。



尻尾の針の部分をカットするので、食べても口に刺さるといった事も解消されます。



尻尾の部分の水分が抜けるので、揚げたりするときに油が跳ねたりする事も抑えられるんです!
エビフライや天ぷらを作るときは尻尾の汚れた水分を出す下処理を必ずしましょうね。
そして食べられるなら食べたほうがいいです。
栄養も豊富ですし、パリパリ食感が美味しいです(笑)
お店で食べる物はどうなのか。
自宅で作る際はちゃんと下処理するから食べられるとして、お店で出されるエビフライやエビの天ぷらの尻尾はどうなのか気になったので調べてみました。



通常のお店の場合は、汚れた水分を出す為に尻尾の針の部分をカットして中の水分を出す下処理は行われているようです。



油跳ねも抑えられて一石二鳥だからみたい。
ただ、量産を行っているようなチェーン店ではこの下処理を行っていないようなところもあるみたいなので、尻尾を食べるのは自宅のみとしたほうがよさそうですね。
エビの尻尾に含まれている栄養素
エビの尻尾に含まれている栄養素は主に3つの成分に分けられます。
- カルシウム
- キチン
- アスタキサンチン
カルシウムは聞いたことありますがキチン?アスタキサンチン?は聞いたことあるようなないような名前ですね(笑)



せっかくのなのでこの3つ栄養素について少し触れてみましょう!
カルシウム
ほとんどの方が知っている栄養素だと思います。
骨や歯が丈夫になったり骨粗しょう症の予防にもつながったり。
大きく丈夫な体に育ってほしい子供に摂らせたい栄養素です。
またイライラが解消される事も有名ですよね。
エビの尻尾にはカルシウムが豊富に含まれています。
キチン
キチンはカニやエビなどの甲殻類に含まれている動物性食物繊維です。
キチンは体内で消化されないとゆう特徴があり、塩分の排出効果や悪玉コレステロールなどの有害物質を吸着して、排出する働きがあります。
その働きによって肥満予防や免疫力を高めることに繋がります。
これも体にとって良い栄養素ですね。
アスタキサンチン
アスタキサンチンには凄い抗酸化作用が含まれています。
トマトに含まれている栄養素リコピン、ニンジンのβカロテンなどのカロテノイドにも抗酸化作用があります。
抗酸化作用
肌の老化に深い関係のある活性酸素を消去したり、酸化を抑制する作用のこと。
動脈硬化の予防、疲労回復、アンチエイジング効果、美肌効果、女性にも男性にも嬉しい効果がたくさんあります。
エビの尻尾に含まれているアスタキサンチンもカロテノイドの一種ですがスーパーカロテノイドと言われています。
分かりやすく数字で比べると、アスタキサンチンは抗酸化作用の中でも紫外線によって発生するシミやシワに対してビタミンEの550倍、βカロテンの40倍もの効果があると言われています。



なんとなくエビの尻尾に含まれている栄養素が気になって調べてみましたが、とんでもない事が分かりましたね(苦笑)
エビの尻尾は食べられる?洗い方と下処理方法。栄養豊富で毒はない?まとめ



エビ自体に毒はなく、尻尾にも毒は含まれていないので下処理をした物ならちゃんと食べられる物だったんですね。
子供にドや顔して薦める事ができそうです(笑)もちろん嫁にも(爆笑)
ただ少し食べずらく飲み込みにくい物なので無理に薦めるのはどうかと思いますが。
- 尻尾には毒性は含まれていない
- 汚れがあるので下処理は必要
- 食べなくとも尻尾は下処理したほうがいい
- 尻尾に含まれているアスタキサンチンが凄い
- 美容に嬉しい効果がたくさん
今回はエビの尻尾は食べられる物なのか?尻尾の下処理について書きましたが調べていく内に尻尾に含まれている栄養素も知る事が出来たのでよかったです。



美味しいご飯を美味しく食べたい。
美味しく食べてもらいたい。



下処理はめんどくさがらずちゃんとしたほうがいいみたいですね!