煮物を作る時、野菜の面取りってしてますか?
野菜を面取りしてから作ると様々な利点があります。
料理の仕上がりが綺麗になったり、調理時間の短縮にもなったり。
今回はそんな野菜の面取りについて「野菜の面取りの仕方」「面取りする理由」
以上の事をお話ししていきたいと思います。
それではどうぞッッッ!!
野菜の面取りとは?
輪切りや乱切り、野菜を切ると必ず角(尖った部分)ができます。
角の部分を軽くそぎ取り、切った野菜の角を無くす事を面取りと言います。
面取りする事で様々な利点があります。
っとその前に注意してほしいのが、包丁に慣れていない方はピーラーで面取りを行ってください。
ピーラーでも十分に面取りができます。(てかピーラーで面取りをしたほうが綺麗にできます(笑))
慣れていない包丁を使って怪我をしたら元も子もないですからね。
面取りする理由
煮物を作る時、野菜を面取りする理由は以下の通りになります。
煮崩れ防止。
火の通りが均一になる。
味を染み込みやすくする為。
以上の理由があるので煮物を作る際、野菜の面取りは必須とも言えるのです。
それではもう少し詳しくお話ししていきますね。
煮崩れ防止。
切った野菜の尖った部分は火の通りが早く、中まで火が通る前に柔らかくなります。
グツグツと煮ている時、柔らかくなった尖った部分がほかの具材とぶつかったりなどして
ここから煮崩れしていきます。
面取りする事より尖っている部分が平面になり煮崩れ防止になる訳なのです。
火の通りが均一になる。
先ほどお話ししたように切った野菜の尖った部分は火の通りが早いです。
野菜の面取りをする事で、野菜の表面積が大きくなり火の通りがムラなく入り均一になります。
それに、火の通りが早くなる利点もあり調理時間の短縮にも繋がります。
味が染み込みやすくなる。
野菜の面取りする事で火の通りが早くなる=味の染み込みも早くなります。
これも調理時間の短縮になりますね。
面取りする事で野菜の表面積が大きくなり煮汁に触れる部分も大きくなるのでムラなく染み込んでくれます。
結構煮込んだけど中まで味が染み込んでない時ってありませんか?
煮物の味は表面から内部へと染み込みます。
面取りをしたら表面積が大きくなるので必然的にムラなく味も染み込みやすくなります。
余談。
ざっとではありますが以上が野菜の面取りをする理由になります。
面取りをすると料理の仕上がりも綺麗になります。
火の通りが早くなりますし味も染み込みやすくなり、調理時間の短縮にもなるので是非この機会に、煮物を作る際は野菜の面取りをしてみてはいかがでしょうか?
ただ野菜の面取り=具材を削る行為になります。
そんなの勿体ないッッッ!!って方はしなくても全然いいと思います(笑)
自分がよくするのは面取りして出た切れ端も一緒に鍋に入れてます(苦笑)
だって勿体ないんですもん(真顔)
友達や家族以外の人に食べてもらう時はそんな事しませんが、切れ端を捨てる時は心が痛みます・・・。
あっそれと肉じゃがを作る時は面取りしてません。
肉じゃがのジャガイモが潰れてる感が好きなもんで(照)
なんだか話しが逸れた感がありますが、煮物を作る際はできるだけ野菜の面取りをしたほうが利点が多いです。
ただその時の気分や都合に合わせ使いわけてみてください。