フライ、揚げ物を作る時、乾燥パン粉を使うより生パン粉を使ったほうがサクサクに仕上がります。

冷めてレンチンした時でも違いが分かるほどです(個人談)
生パン粉の名の通り、作るのが結構めんどうだったり「生」だけに日持ちしないのが難点です。
「そんな風に思っていた時期が俺にもありました」



生パン粉の作り方がめんどうなのは変わりませんが(え?)
作った生パン粉を約1か月保存する方法。乾燥パン粉を生パン粉にする方法。
などなど・・・



パン粉(生)について語り尽くしたいと思います。
乾燥・生パン粉とは?



パンを粉状に砕いたものです(真顔)
乾燥させたものが「乾燥パン粉」
乾燥させないものを「生パン粉」と分類されています。
基本的にパンであれば、どんなパンでも粉状にすることでパン粉になり、食パンなどで作ったパン粉はおかず系のフライ物に。
クロワッサンやパイ生地で作ったパン粉、甘い系は揚げ物のデザート系に使い分けることで応用できます。
乾燥パン粉とは?
日本農林規格(JAS規格)においてパン粉の水分が14%以下に乾燥させたもの。
「乾燥パン粉」は乾燥させている分日持ちし、賞味期限が長く保存が効き使い勝手がいいのが特徴的。



しかし生パン粉を使ったフライ物に比べたらサクサク感やボリューム感は劣ってしまいます。
生パン粉とは?
乾燥させないのが「生パン粉」
揚げ物を作るとき、生パン粉を使うことで乾燥パン粉に比べ、サクサク感やボリューム感がアップし美味しくなると好評です。
しかし生パン粉は多くの水分を含んでいるため日持ちしません。



生パン粉を作ったのなら、その日の内に使い切ることが大前提とされています。
生パン粉の作り方
基本的にどんな種類のパンからでも生パン粉を作ることができます。



フードプロセッサーやミキサーにかけて、はい完成!(歓喜)
あ、洗い物が増えた(震え声)
生パン粉は簡単に自宅で作ることができますが、食パンを使って上質な生パン粉の作り方や、冷凍パンから生パン粉を作る方法、乾燥パン粉から生パン粉に変身させる方法などがあります(ソラシラナンダ)
食パンから上質な生パン粉を作る。
普通なら食パンから生パン粉を作るとき、細かく手でちぎってからフードプロセッサーやミキサーにかければ生パン粉が作れます。



上質な生パン粉を作る時は食パンのミミは使いません!(ちょ!お、お前・・・マジか↓↓↓)
僕は大好き♡(クルポッポ~♪)
食パンの白い部分だけで作った生パン粉は揚げ物に最適で、サックサクに仕上がり食材にボリューム感がでて、より本格的な衣(揚げ物)を味わうことができます。



1度も生パン粉を使ったことがない人は是非1度お試しあれッッッ!!
冷凍パンから生パン粉を作る
冷凍パンから生パン粉を作る場合は、冷凍のまま荒いおろし金ですりおろすかフードプロセッサーを使い砕きます。
そのまま常温で数分放置したら生パン粉が出来上がります。
すぐに使いたい場合は少しレンチンすれば解凍できますが、あまり加熱し過ぎると水分が飛んでしまい乾燥パン粉になってしまうので注意です。



感覚的にギュッっと握り少し固まるぐらいが◎




乾燥パン粉を代用し生パン粉にする方法
乾燥パン粉に霧吹きで水を吹き付けるか、水を数滴垂らし混ぜることで乾燥パン粉が生パン粉に変わります。



感覚的にはギュッっと握って一瞬固まるぐらい。(これ大事)
わざわざ生パン粉を作らなくてもこれで十分生パン粉の代用になります。
生パン粉の賞味期限は?
上記でもお話しした通り「生パン粉」は日持ちしません。
作ったものならその日の内に使い切ること。
市販で売られている生パン粉なら賞味期限に関わらず開封後は早めに使い切るようにしましょう!
しかしながら毎回、毎回使い切ることって難しいですよね。
”じゃあ余ったら捨てる?”



勿体なくてできないですよね~。(一同納得)
その日の内に生パン粉を使い切ることができなくても、ちゃんと保存することで別の日に使うことができます。(一同スタンディングオベーション)
生パン粉の保存は冷凍保存
余ってしまった生パン粉は冷凍保存することで約1ヵ月保存することができます。
使う分量ごとにラップで包んでからジップロックや密封容器に入れて冷凍保存。
解凍方法は常温で自然解凍。
量によりますが使う前に冷凍庫から取り出し約5分ほどで解凍できます。
冷凍保存する時のコツ。
冷凍保存するときは塊りではなく、平らにすることで解凍時間が早くなりムラなく解凍できます。
冷凍→解凍→冷凍は絶対ダメで、1度解凍し再冷凍するとフニャフニャになりサクサク感がなくなり美味しくなくなります。



冷凍保存する時は使う分量ずつ冷凍し解凍するのが鉄則です。
フリーザーバックは密閉性・気密性の高いものを使用しましょう。
弱いものだと空気が入りやすく中の食品がダメになってしまうので。
一般的にWジッパーのものは密閉性・気密性が高く保存に優れています。
ジップロックならWジッパーなのでオススメです。


余った生パン粉の冷蔵保存も絶対ダメ。
市販で売られている未開封の生パン粉なら冷蔵保存が適していますが、1度開封したもの余った生パン粉は冷蔵保存にむいていません。
冷蔵庫内はとても乾燥しやすく固くなってしまいます。
また冷蔵庫内のカビが付着しやすくなる為です。
常温保存では虫が付きやすく生パン粉は湿気が苦手なのでカビが生える根源になります。



以上の理由から余った生パン粉は冷凍保存が1番です。
生パン粉が腐ると?
- 硬くなっている
- カビが生えている
- 異臭がする
- ベタベタする
上記のような場合は処分し、それ以外でも何か違和感がある時は処分してください。
必ずしも冷凍保存が絶対ではありません。
冷凍しているから大丈夫ではなく腐るものは腐ります。
生パン粉の保存期間は?冷凍・解凍。日持ちしない理由や違いを解説。まとめ
- 食パンから生パン粉を作るときミミは使わない
- 冷凍パンからでも作れる
- 乾燥パン粉から生パン粉を作ることもできる
- 生パン粉は日持ちしない
- 保存は冷凍保存が良い
- 生パン粉はカビが生えやすい



いかがだったでしょうか?
パン粉について語らせてもらいました。
生パン粉を作るのは少々面倒ですが、乾燥パン粉を代用して生パン粉にする方法。
日持ちしない生パン粉でも、冷凍保存することにより長期保存が可能になります。
何と言っても揚げ物を作るとき、乾燥パン粉より生パン粉を使ったほうが断然美味しくなります。



この機会に1度生パン粉を使った揚げ物を味わってみてはいかがでしょうか?


オススメできる生パン粉がこちらで、ここの生パン粉はめちゃくちゃいいです。
2㎏と量が多いんですが、小分けにして冷凍保存すれば問題ないですし、コスパ最強です。
生パン粉=揚げ物の認識が強いですがハンバーグにも使えますしその違いがわかるほど。



生パン粉1度も使ったことないなぁって人はお試しあれ!