
秋の味覚である秋刀魚。
さっと塩焼きするだけでメインのおかずになるし、秋の季節は食卓に秋刀魚の塩焼きが出てくるご家庭も多いんじゃないでしょうか?
今回そんな秋刀魚の塩焼きにちょいと手間を増やして、めちゃくちゃ美味しくしてみませんか?とゆうお話しと



焼き魚と言えばグリル・・・
後片付けがホントめんどくさいです(真顔)
今回は秋刀魚の塩焼きをフライパンで焼く方法だけを焦点に当ててお話ししていきたいと思います。
それではどうぞッッッ!!
サンマの下処理。
秋刀魚を流水で汚れを落としながら優しく洗います。
洗ったらキッチンペーパーで水分をしっかりと拭き取り、十字など切込みを入れます。
(フライパンに収まらない大きさで半分に切り分けるならこのタイミングで。縦半分に切り分けるより、少し斜めにして内臓部分を避けて切ったほうが焼いている時に内臓部分から汁が出るのを防ぐことができます。)
いつもより多めの塩を両面に振って軽く揉み込み、そのまま常温で10分ほど放置。
秋刀魚の表面から水分(臭みの元)が出てくるので、しっかりとキッチンペーパーで拭き取ります。
次に秋刀魚を【一時干し】します。
一時干しとは?
20~30分ほど風通しの良いところで乾燥させます。両面が乾くようにサンマを立てるか浮かせたほうが吉。
一時干しすることによりサンマ表面のタンパク質がいち早く溶けて、中の水分や脂質、旨みを閉じ込めることが出来ます。



この手間をかけることで身に弾力ができて、旨味が増幅し劇的にサンマが美味しくなります。
正直・・・そんな時間ねぇ~よ!とか
え?サンマをベランダに出すのはちょっと(苦笑)なんて思うかもしれません。
10分ほど軽くウチワで仰いでいるだけでも効果があるので1度でいいから試してみてください。
フライパンでサンマの焼き方。
- アルミホイルを使う場合
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フライパンにアルミホイル引き、下準備した秋刀魚を重ならないように並べます。
(油を引く必要はありません。) - クッキングシートを使う場合
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フライパンの大きさに合わせてハサミで切るか、内側に折りたたみクッキングシートが浮かないようにします。
クッキングシートがフライパンからはみ出てしまうと発火の恐れがあるのではみ出さないようにお願いします。
下準備した秋刀魚を重ならないように並べます。
(コチラも油を引く必要はありません。)
弱火に近い中火で5~10分ほど焼き目が付くまで、片面ずつじっくりと焼いていきます。
強火にしてしまうと表面だけ焦げて中に火が通りずらいので、じっくりと時間をかけて焼くのがコツ。
片面に焼き色が付いたらひっくり返し、同じように焼いていき両面に焼き色が付いたら焼き上がりです。



途中、秋刀魚から出てくる脂や汁は丁寧にキッチンペーパーなどで拭き取るようにしましょう。



直接フライパンで焼かないので後片付けがめちゃくちゃ楽になります。
是非チャレンジしてみてください。
美味しく焼き上げるポイント。
フタはしないこと。
フタをしてしまうと中に蒸気がこもり、皮をパリっと焼き上げることができません。
サンマから出る汁が多くなりベチャベチャになってしまうのでフタは完全NGです!



サンマぐらいの厚さだったらフタをしなくても十分に中まで火が通ります。
何度もひっくり返さない。
皮が破れる原因や身が崩れる原因になります。
できることなら、ひっくり返すのは一度だけでお願いします。
あえて一方通行から火を通すことで身がふっくらする利点もあります。
グリルで秋刀魚を焼く場合。



正直なところフライパンで秋刀魚を焼くより、グリルを使ったほうが皮がパリパリになります。
上記の方法でサンマの下準備を済まし、グリルを温め網に油を塗ります。(くっつくのを防止するため)
サンマを並べ中火で約7分ほど焼いていき、焼き目がついたらひっくり返し火力はそのまま5分程度さらに加熱。
両面焼けたら焼き上がりです。
焼き上げるポイント。
グリルの火加減は中火もしくは弱火に近い中火厳守でお願いします。
強火だとサンマの表面が焦げてしまいます。じっくり、しっかり焼いたほうが旨味が増し皮もパリパリになって美味しくなります。



そして焼き時間はあくまでも目安なので焼き過ぎないよう注意してくださいね。
余談。
いかがだったでしょうか?
秋刀魚の【一時干し】は是非とも試してほしいです!
手間がかかりますが、それ以上に美味しくなります。
今回はそんな秋刀魚の下準備や焼き方・・・
特にフライパンを使った焼き方についてお話しさせて頂きました。
(グリルも話したけど気にしない方向でw)
やっぱりね、フライパンで焼くほうが、圧倒的に後片付けが楽なんですよね。(←ココ一番大事)
美味しさもグリルと比べても、そんなに変わりないですし。
それならフライパンで焼くのが自然の摂理でしょ?