日々の食事に欠かせないハム。
お手軽な値段で購入でき使い勝手もいいのでよく買う人も多いはずです。
スーパーのまとめ売りなどで安く大量に買えたりして、冷蔵庫の奥で未開封のまま眠っているご家庭も多いんじゃないでしょうか?
ハムは賞味期限が過ぎていても未開封なら食べることができるハムもあります。
1度でも開封してしまったハムは傷みやすく、適切な保存方法でなければすぐに腐ってしまいます。
今回はそんなハムについてのお話し。
ハムが日持ちしない理由
開封後のハムが日持ちしないのは空気と細菌が原因です。
スーパーやお歳暮のハムは真空パックに入っていますよね?
真空パックは名の通り「空気がない状態・空気が入らない状態」で密封されていて、その後に加熱殺菌しているため腐敗が進みにくく長期保存可能になっています。
しかし、1度でも開封してしまうとハムが空気に触れて細菌が付着します。
付着した細菌が表面で繁殖したり空気中の酸素で酸化が起こり劣化することからハムは1度開封してしまうと日持ちしにくい食材に変化するのです。
開封後のハムの賞味期限

未開封であれば記載されている賞味期限を参考にできますが、上記でお話ししたことからハムは開封すると賞味期限はグッっと短くなります。
ハムを開封した場合、賞味期限は冷蔵で2~3日、冷凍で1ヶ月程度
冷蔵保存するには、しっかりとラップで包んでから密封容器やフリーザーパックに入れて冷蔵保存しましょう。
いちいちラップで包むのは面倒くさい!って人は「ハムクリップ」というハムやベーコンを密封できる商品があるのでオススメですよ。
このハムクリップはコの字型だけじゃなくL字・一文字と変形させることができるので1つあれば臨機応変に色々と使えちゃいます。
もうひとつがハムやチーズのサイズに合う保存容器です。これもあると結構便利です。
そしてハムの冷凍保存方法ですがハムは本来冷凍保存向きの食材ではありません。
ですが、ある方法を使うと冷蔵保存可能になるので詳しくはコチラの記事をご覧ください。
ハムは冷凍保存できる。冷凍&解凍のコツを覚えて美味しく保存。
賞味期限の切れたハム
未開封であればハムは賞味期限が切れても約1ヵ月は食べることができます。
賞味期限が切れているので味は落ちていますが、真空パックに入っているので細菌が繁殖していなく腐ってはいないのでまだ食べられる状態です。
種類にもよりますがハムは加工食品で長期保存に強い作り方で作られています。
注意してほしいのは真空パック状態でも冷蔵保存が必須なもの常温保存が可能でも高温多湿、直射日光を避けて保存している場合です。
そして全てのハムのことではないので賞味期限が切れたハムの扱いには十分注意してください。
消費期限切れは食べられない
賞味期限は美味しく食べることができる期間。
消費期限は安全に食べられる期間。
消費期限切れのハムは食べることができません。
絶対に守る必要がある期間が消費期限です。
消費期限、間近のハムはできるだけ加熱してから食べるようにしてください。
ハムが腐るとどうなる?
当てはまる場合は迷わず破棄してください。
これら以外でも何か異変を感じた場合も破棄することをオススメします。
上記でお話しした賞味期限が切れたハムを食べる前も必ずハムの状態を確認してから食べるようにしてくださいね。
余談。
ハムを長持ちさせたいならやっぱり冷凍保存が一番です。
保存期間が1か月と長い上、変わらぬ美味しさで食べることができます。
元々ハムは冷凍保存向きの食材ではありませんがポイントとコツを抑えておけば冷凍保存可能になります。
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