
日々の食事に欠かせないハム。
お手軽な値段で購入でき使い勝手もいいのでよく買う人も多いはずです。
スーパーのまとめ売りなどで安く大量に買えたりして、冷蔵庫の奥で未開封のまま眠っているご家庭も多いんじゃないでしょうか?(まさに自分のことw)
ハムは賞味期限が過ぎていても未開封なら食べることができるハムもあります。
1度でも開封してしまったハムは傷みやすく、適切な保存方法でなければすぐに腐ってしまいます。



今回はそんなハムについてのお話し。
ハムの賞味期限はどのくらい?
ハムの適切な保存温度は10℃以下。



安全に食べるためには必ず冷蔵保存してください。
常温保存可能なハムでも冷蔵保存が好ましく、絶対に直射日光・高温多湿・温度変化の激しい場所で保存しないようにしましょう。
未開封のハム
適切な保存状態であれば未開封なら記載されている賞味期限から1ヶ月程度は日持ちします。
賞味期限が切れているので味は落ちていますが、真空パックに入っているので細菌が繁殖していなく腐ってはいないのでまだ食べられる状態です。
種類にもよりますが、ハムは加工食品で長期保存に強い作り方で作られています。



全てのハムのことではないので賞味期限が切れたハムの扱いには十分注意してください。
開封後のハム
ハムを開封した場合、賞味期限は冷蔵で2~3日、冷凍で1ヶ月程度
ハムだけに言えることじゃないですが、精肉は空気に触れると痛みやすくなります。
冷蔵保存するには、しっかりとラップで包んでから密封容器やフリーザーパックに入れて冷蔵保存しましょう。
いちいちラップで包むのは面倒くさい!って人は「ハムクリップ」というハムやベーコンを密封できる商品があるのでオススメですよ。





このハムクリップはコの字型だけじゃなくL字・一文字と変形させることができるので1つあれば臨機応変に色々と使えちゃいます。





もうひとつがハムやチーズのサイズに合う保存容器です。これもあると結構便利です。
そしてハムの冷凍保存方法ですがハムは本来冷凍保存向きの食材ではありません。
ですが、ある方法を使うと冷蔵保存可能になるので詳しくはコチラの記事をご覧ください。


消費期限切れは食べられない
賞味期限は美味しく食べることができる期間。
消費期限は安全に食べられる期間。
消費期限切れのハムは食べることができません。
絶対に守る必要がある期間が消費期限です。
消費期限、間近のハムはできるだけ加熱してから食べるようにしてください。
ハムが日持ちしない理由
開封後のハムが日持ちしないのは空気と細菌が原因です。



スーパーやお歳暮のハムは真空パックに入っていますよね?
真空パックは名の通り「空気がない状態・空気が入らない状態」で密封されていて、その後に加熱殺菌しているため腐敗が進みにくく長期保存可能になっています。
しかし、1度でも開封してしまうとハムが空気に触れて細菌が付着します。
付着した細菌が表面で繁殖したり、空気中の酸素で酸化が起こり劣化することから、ハムは1度開封してしまうと日持ちしにくい食材に変化するのです。
ハムが腐るとどうなる?
- 黒ずんでいる
- 悪臭がする
- ヌメリや糸を引いている
- 変な汁が出ている
- 味や食感が違う
当てはまる場合は迷わず破棄してください。
これら以外でも何か異変を感じた場合も破棄することをオススメします。
上記でお話しした賞味期限が切れたハムを食べる前も必ずハムの状態を確認してから食べるようにしてくださいね。
ハムは賞味期限切れでも日持ちする。未開封と開封後の違い。腐ると?余談。



ハムを長持ちさせたいならやっぱり冷凍保存が1番です。
保存期間が1か月と長い上、変わらぬ美味しさで食べることができます。
元々ハムは冷凍保存向きの食材ではありませんがポイントとコツを抑えておけば冷凍保存可能になります。





