
缶詰に賞味期限があるのは知っていますか?
ほとんどの缶詰が「製造日より2年~3年」となっていて農林水産省の基準に従って各メーカーが賞味期限を定めています。
とゆうことは、賞味期限が多少過ぎていても食べることができるってことなんですね。開封しない限り微生物が侵入できないので中身が腐ることがないから。
賞味期限が5年、10年、それ以上過ぎていても味や美味しさを気にしないなら全然大丈夫!なんてゆう情報もあります。
ただね。それは適切な場所で缶詰を保存していた場合。
缶詰=長期保存。なんてイメージが強いですが万能ではありません。不適切な場所で保存していたら賞味期限関係なく腐ります(えらいこっちゃ)



缶詰の適切な保存場所・缶詰が腐っていたら外見でわかる!などなどをお話ししていきます!
賞味期限と消費期限。
まずは記載されている期限が「賞味期限」「消費期限」どちらかを確認してください。この2つは似ているようで意味が全く違います。
賞味期限は【美味しく食べることができる期間】
消費期限は【安全に食べることができる期間】
消費期限が切れている場合は、迷うことなく破棄して下さい。もっというと間近でも疑うことをオススメします。
一方、賞味期限なら多少期限が過ぎていても食べることはできますがココはあくまでも自己責任でお願いします。
とゆうのも、それまでの保存状態によって変わってしまうから・・・
缶詰食品の適切な保存場所。
【冷暗所】この場所で保存していたかが大切。
逆に高温多湿や直射日光が当たってしまうような場所で保存してた場合は危険です。もちろん賞味期限関係なく。
缶詰食品は元々長期間保存目的で作られています。
- 食材を調理
- 缶に詰める
- 密封する
- 加熱殺菌



基本的な缶詰食品の製造工程が上記になります。
長期間保存できる大きなポイントは密封してからの加熱殺菌。
密封=菌が侵入できない。そこから加熱して中の菌を殺菌。つまり中は無菌状態になり長期間保存可能となる訳です。
じゃあナゼ【冷暗所】で保存していなければダメなのか・・・ですよね?
缶詰食品が腐っていたら外見で分かる。
- 缶が錆びている
- フタが膨らんでいる
- フタを押すとベコベコしている
直射日光が当たる場所で保存していた場合は温度が上がり中身が膨張してしまいます。フタが膨らんだり、フタを押すとペコペコするのは膨張している証拠。
中身が膨張すると変調しガスが発生して食べることができなくなります。必ず捨てて下さい。
また中身によっては缶の膨張が進み破裂する場合もあります。
湿度の高い場所だと温度差によって水滴が発生し缶が錆びてしまいます。
錆びから缶が腐食し穴が開いて菌が侵入し腐る。缶詰食品が腐ってしまう原因で1番多いのがコレです。
賞味期限・消費期限に関わらず、少しでも缶が錆びていたら疑うことをお勧めします。
以上、上記の理由から缶詰の適切な保存場所は【冷暗所】なんです。また缶詰の外観に異常が見られなくても、中身が変色していたり異臭がする場合など少しでも違和感がある時は食べることをヤメて破棄して下さいね。
開封して残った缶詰の保存方法。
原則、缶詰を開封したらすぐに使い切る、食べきってしまうのが1番理想的です。缶詰は1度でも空気に触れてしまうと空気中の菌が付着してしまい腐敗が進んでしまうから。
それでも缶詰の食品によっては全てを使い切るのが難しい場合もありますよね?そんな時は残りを冷蔵庫で保存すれば2日~3日は保存が効きます。
ただ、缶に入れたままでは変色してしまうので必ずプラスチック製の密封容器に移してから冷蔵保存して下さい。
缶詰は冷凍保存できる?



缶詰は缶に入れたまま冷凍保存することはできません!
破裂まではしませんが、中身が膨張し缶が変形してしまいます。
缶詰の種類によっては缶に穴が開いてこぼれだすこともあるので注意です。



また、開封後の缶詰も缶のまま冷凍することはできないです。
缶詰の種類によっては開封すると変質を防ぐために、金属スズを露出させたブリキ缶が使用されています。
空気に触れることでスズが中身に溶けやすくなるものもあるので、開封した缶詰をお皿代わりには使用せず別の容器に移してから冷凍保存しましょう。
缶詰の賞味期限切れ!腐っていると外見でわかるポイント。冷蔵保存はできない!余談。



いかがだったでしょうか?
缶詰食品の賞味期限切れや残ってしまった時の保存方法などのお話しをさせて頂きました。
最近ではサバ缶(水煮)に含まれている栄養素が健康に良いと注目され連日テレビで取り上げられています。
そのせいで鯖缶の売り切れが結構あってサバ缶好きな自分にとってはヤメてほしいんですが(苦笑)


そしてここ数年、日本では大きな自然災害が多く非常時の食品として常備しているご家庭が多いんじゃないでしょうか?
【備えあれば憂いなし】
普段から準備しておけば、いざという時に心配ありませんが、賞味期限や消費期限があります。



今1度、ご自宅にある缶詰を確認してみてはどうでしょうか?